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本の紹介

北野グラフィティ

北野グラフィティ

 

編集者の狩野哲也さんとハートビートプランの方々が、
北野地域誌「北野グラフィティ」という本をまとめました。

 

北野地域とは、大阪市の各線「梅田」駅の南東に位置し、
角田町、小松原町、堂山町、神山町、兎我野町、
太融寺町、野崎町、南扇町の8町会からなる地域です。

 

太融寺と綱敷天神社を能勢街道が結び、
古くから村が成立していた一画ですが、明治に入り、
大阪の玄関口としての梅田駅ができたことで
繁華街として急激に発展し、そのことで、
エポック・メイキングなお店や文化・娯楽空間が
生まれては消えていきました。

 

狩野さんたちは、すでに多くは形としては残されていない
この地域の経済文化的興亡を、
ひとびとの街の記憶をひたすら聞き集めることで
1冊の地域誌にまとめ上げました。

 

「舞台」というカテゴリーの中では、
扇町ミュージアムスクエアについても触れていただいています。
http://kitanochiikishi.jimdo.com/culture/stage/

 

右側の写真は、先日のお披露目イベントの様子。
立って喋っておられるのは、神山町にあるスペイン居酒屋
グラナダの店主・中野さん。
かつては東通り商店街にある喫茶「田園」で、
専属デュオとしてラテン音楽を演奏していたそうです。

 
「北野グラフィティ」は限定250冊の発行で、
主に地元の方々に配られるため、入手は困難ですが、
またどこかでご覧ください。
3/17(火)の「ホン会議」では紹介の予定です。

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