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2/22(土) Walkin'About@深江

2/22(土) Walkin'About@深江


次回のWalkin’Aboutでは、神戸市東灘区深江を訪ねます。


自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき
「Walkin’About @深江(神戸市東灘区)」


 開催日:2020年2月22日(土)
 集合時間・場所 14:00 @阪神深江駅改札 
 再集合時間・場所 16:00 @同上  参加無料 


 かつての本庄村にあった深江の地は古くから開かれ、縄文時代の遺物が発見されています。また要玄寺川(横川)は8世紀に敷かれた条里制の区画の名残りとみられています。戦国時代には支配者がたびたび変わる中で農民が結束し、深江村も含め多くの郷村が成立しています。桃山時代には豊臣家の直轄領となり、徳川幕府成立後には尼崎藩に組み入れられています。


 西摂では菜種・綿生産が盛んでしたが、18世紀になると海岸沿いという立地条件を活かし、他国産の菜種・綿実を大量に買い入れ、六甲山を源とする河川の水力を利用した絞油業を行うようになり、大坂を脅かすまでの存在となりました。徳川幕府は明和6年(1769)に上地令を出し、東灘南部の主だった村々を天領としています。


 明治政府成立後には、東灘の旧天領の村々は兵庫県の一部となりました。明治7年(1874)年には神戸・大阪間に鉄道が開通し、住吉駅が開業。明治38年(1905)には阪神電気鉄道開業時に深江駅が開業しています。明治22(1889)には深江村は本庄村に編入され、昭和25年(1950)には本庄村は神戸市東灘区に合併されています。1950年代には阪神間の住宅地としての地位を確固たるものとし、人口の急増を経験しています。


 平成7年(1995)の阪神・淡路大震災では、住吉周辺で最大震度7を記録。東灘区全域で死者1,469名、負傷者3,383名、建物全壊13,687件と、甚大な被害を受けています。震災以後には、マンションの増加と都心部へのアクセスの良さなどにより、他市・他区からの転入者の増加が著しく、震災後新たな区民となった割合が4割を超えています。


 阪神深江駅は、現在住吉駅の東側から芦屋市境までの間で行われている連続立体交差事業の一環で神戸姫路方面は2015年に、大阪梅田方面が2019年11月末に高架化され、南北の交通利便性が高まっています。


 今回は、そんな深江を探っていきます。


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 “Walkin’About”は、参加者の方々に思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。
 参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験をシェアします。


【主催・お問い合わせ】
 大阪ガス㈱近畿圏部 都市魅力研究室 担当:山納
 Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp

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