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10/2(土)Walkin'About@水無瀬(大阪府島本町)

10/2(土)Walkin'About@水無瀬(大阪府島本町)


自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき「Walkin’About @水無瀬」

開催日:2021年10月2日(土)
集合時間・場所 14:00 @阪急京都線水無瀬駅改札
再集合時間・場所 16:00 同上 


 水無瀬川と淀川が合流する付近(現在の広瀬地区、東大寺地区)は水無瀬とよばれ、古くは東大寺の荘園でした。景色の美しさとたなびく霞で知られ、「万葉集」の時代から歌枕とされました。後鳥羽上皇はこの地をことのほか愛し、水無瀬離宮を造営しています。上皇が亡くなった後、離宮跡は上皇の御影堂である水無瀬宮となりました。新古今和歌集巻一春上の「見渡せば山もとかすむ水無瀬川 夕べは秋となに思ひけむ」は後鳥羽上皇がこの地を詠んだものです。

 また、桜井地区は湊川の戦いに出陣する楠木正成が嫡子楠木正行と別れた「桜井の別れ」の地として太平記に登場しています。現在の島本町章は「嶋本」の文字を楠木氏の家紋である菊水に似るよう変形させたものです。また島本町は、豊臣秀吉と明智光秀が戦った山崎の戦いの古戦場としても知られています。

 島本町は7割近くが山岳・丘陵地となっており、南東の淀川沿いに小さく開けた低地に市街地が拓けています。ここは摂津国と山城国を結ぶ道の中で唯一山越えをせずに通れる場所であったことから、古くから朝廷と大宰府を結ぶ山陽道が通され、交通の要所となっていました。現在は東海道新幹線・東海道本線・名神高速道路のほか、阪急京都本線および国道171号線といった主要交通がここを通っています。また近くには桂川、宇治川、木津川の3河川が合流する地点があります。

 今回はこの街を、みなさんの視点で切り取っていただきます。

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“Walkin’About”は、参加者の方々に思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。
参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験をシェアします。

【主催・お問い合わせ】大阪ガス(株)NWカンパニー 都市魅力研究室 
担当:山納  Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp

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