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社会的養育の「自分ごと化」

社会的養育の「自分ごと化」

10/29(木)のうめきたTalkin'About「社会全体で子どもを育てていく方法」には、25名の方にお集まりいただきました。

吉原豊さんは、大阪西本願寺常照園で社会福祉士・こども家庭ソーシャルワーカーとして勤務されています。現場で一生懸命働く日々を過ごす中、あるきっかけから、学び直しを決意され、大学院で組織経営を学んだそうです。

令和5年にこども家庭庁が発足し、こども基本法が施行され、こども大綱が策定されました。大綱の中ではこどもが「家庭における養育環境と同様の養育環境」において継続的に養育されるることを原則と定めていますが、それが適当でない場合は児童養護施設等の小規模化・地域分散化等の環境改善や、その人材確保に努めることとされました。
これを受けて、児童養護施設を家のような小規模施設へと建て替える動きが全国規模で進んでいるそうです。常照園でも施設を子ども6人・スタッフ1名からなるユニットに建て替えたそうです。そのことで、一人ひとりが見えやすくなった半面、距離感を取るのが難しくなった、などの課題も見えてきたのだと。

今回のTalkin'Aboutはワークショップ形式で行い、参加者の方々は5つのテーブルに分かれて、「社会全体で子どもを育てていく方法」についてそれぞれ案を出していただきました。

児童福祉の世界では、外の人たちと一緒に、課題について話し合う場を持つことは多くないそうです。発表の中にも、畑や防災の取り組みなどで子どもと関わったり、大人を支援する場をつくる、といった意見が出ていましたが、「関わりしろ」を増やす場づくりを通じて、この問題を「自分ごと」ととらえる人たちが増えていくことが、まずは大事だなと思いました。


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